読書

アーロン・イリザリーほか『みんなではじめるデザイン批評』を読んだ

みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド作者:アーロン・イリザリー,アダム・コナー発売日: 2016/05/26メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書は効果的なデザイン批評を日常的な活動のプロセスに組み込…

永原康史『インフォグラフィックスの潮流: 情報と図解の近代史』を読んだ

インフォグラフィックスの潮流: 情報と図解の近代史作者:永原 康史発売日: 2016/02/01メディア: 単行本 本書はインフォグラフィックスの形成と各時代の代表的な作品を豊富な資料によって解説する。インフォグラフィックスという分野における良質な成果とそれ…

鳥海修『文字を作る仕事』を読んだ

文字を作る仕事作者:修, 鳥海発売日: 2016/07/09メディア: 単行本 本書はフォント制作会社「字游工房」主宰の著者による自伝である。どのように文字づくりの道を目指して、何を作ってきたのか。何に影響を受けて著者の思想は形作られていったのか。「水のよ…

磯部光毅『手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略』 を読んだ

手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略作者:磯部光毅発売日: 2016/04/23メディア: 単行本 本書は、コミュニケーション戦略をわかりやすく体系的にまとめた解説本である。マーケティング・コミュニケーションの領域を広く捉えるための最…

カーマイン・ガロ『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』を読んだ

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン作者:カーマイン・ガロ発売日: 2010/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー) スティーブ・ジョブズのプレゼンを分析した本書、今更ながら読んだ。ジョブズの過去のプレゼンではどのようなテクニックが用いられていたのか…

エイドリアン・フォーティー『欲望のオブジェ デザインと社会 1750年以後』を読んだ

いつも結局「グッド・デザイン論」で終わってしまう――。商品をひとつの社会的なメディアとして見て、それが世の中で流通し始めるとどうなるかというのが本書の大きなテーマとしてある。ページをめくっていくと、様々な商品に対する生産者の考えはもちろん、…

ヘイドン・ピカリング『コーディングWebアクセシビリティ』を読んだ

コーディングWebアクセシビリティ - WAI-ARIAで実現するマルチデバイス環境のWebアプリケーション作者:ヘイドン・ピカリング,Heydon Pickering発売日: 2015/03/27メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書は、キーボードやスクリーンリーダーからの利用を考慮…

三谷龍二ほか『「生活工芸」の時代』を読んだ

「生活工芸」の時代発売日: 2014/09/12メディア: 単行本 生活や暮らしへの関心が高まる今日の社会的状況を鑑みながら、日常における工芸品の価値を見つめなおしている。良いものとはなにか。良いものをいかにして選びとるか。そして、それを生活の中にどのよ…

荒木陽子・荒木経惟『東京日和』を読んだ

東京日和 (ポプラ文庫)作者:荒木陽子,荒木経惟発売日: 2010/06/04メディア: 文庫 陽子夫人のエッセイ『東京日和』、夫の日記『新盆まで』、妻を想いながら写した『廃墟で』、『ひとりで東京日和を歩く』の四部構成からなる。他愛もない日常のやり取りが綴ら…

小山明ほか『トーキング・マップ/変形地図』を読んだ

トーキング・マップ/変型地図―神戸芸術工科大学大学院プログラムデザイン・プロジェクト作者:明, 小山,英治, 橋本,盛広, 大角,明, 鈴木,経一, 入江メディア: 単行本 書名は<「空間を平面に変形することの意味と意義を地図そのものに探る」ために「地図の語…

佐藤郁哉『質的データ分析法』を読んだ

質的データ分析法―原理・方法・実践作者:佐藤 郁哉発売日: 2008/03/25メディア: 単行本 質的研究における「薄い記述」を「分厚い記述」に変えていくための方法や手がかりを提供してくれる。以下には、学びの多かったトピックを挙げる。 現場の言葉を学問の言…

西岡文彦『イメージ生産の技術』を読んだ

イメージ生産の技術―自信を持ちたいあなたのための (別冊宝島 48)メディア: 単行本 地図好きの友人のお薦めで読んだ。書名にあるように、イメージに関するマニュアルのような本である。テンポよく、イメージに意味を載せるための具体的な作例、筆者によるイ…

D·A·ノーマン『誰のためのデザイン?』を読んだ

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)作者:ノーマン,ドナルド・A.,ノーマン,D.A.発売日: 1990/02/01メディア: 単行本 本書は、使いやすい製品はどのようにしてデザインされるのか、日常にある道具をいかにデザインするか、と…

ポール・ランド『ポール・ランドのデザイン思想』を読んだ

ポール・ランドのデザイン思想 (SPACE SHOWER BOOKS)作者:ポール・ランド発売日: 2014/12/26メディア: 単行本(ソフトカバー) ポール・ランドといえばニューヨークのブルックリン出身の偉大なグラフィックデザイナーである。本書は、書名の通りランドのデザ…

原研哉『デザインのデザイン』を読んだ

デザインのデザイン作者:原 研哉発売日: 2003/10/22メディア: 単行本 再読。7年くらい前に一度読んだことがある。ちょうどデザインという世界に向き合いはじめた頃だと記憶している。ほとんど当時の感覚は残ってはいないが、なんとなくこういうことがデザイ…

情報デザインフォーラム『情報デザインのワークショップ』を読んだ

情報デザインのワークショップ作者:山崎 和彦,浅野 智,安藤 昌也,上平 崇仁,木村 博之,小池 星多,原田 泰,脇阪 善則発売日: 2014/07/30メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書は書名のとおり情報デザインを学ぶためのワークショップの設計例についてまとめら…

ほしよりこ『山とそば』を読んだ

山とそば作者:ほし よりこ発売日: 2011/11/22メディア: 単行本 著者が国内のあちこちへ旅行へいったときの絵日記。松本、上高地、岩国、宮島。鹿児島、阿蘇といった旅先での出来事が綴られている。 現地の様子や動物たちとの交流の雰囲気などに癒やされて、…

ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』を読んだ

遊びと人間 (講談社学術文庫)作者:ロジェ カイヨワ発売日: 1990/04/05メディア: 文庫 親しくしている友人が読んでいたり、あるいはほしい物リストに追加していたりするので、これは自分にも関係がある書物なのかもしれないと思って手に取った。結果的には広…

石井淳蔵『ブランド―価値の創造』を読んだ

ブランド―価値の創造 (岩波新書)作者:石井 淳蔵発売日: 1999/09/20メディア: 新書 日常的に使っている<ブランド>という言葉、これは一体何なのかと思って読んでみた。本書カバーには「現代社会の富は、商品の集積ではなくブランドの集積として現れる」とい…

三嶋典東『線の稽古 線の仕事』を読んだ

線の稽古 線の仕事作者:三嶋 典東発売日: 2013/03/22メディア: 単行本(ソフトカバー) 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科で13年間にわたり行われた「イラストレーション」の授業を紹介している本書は、徹底的に「躰で描くこと」に取り組むドキュメントに…